ポーター、それはホテルなどで荷物を運んでくれる人。

私が言っているのは違います。PORTER　吉田かばんの事です。

先日、ちょっくらボストンバッッグの必要性に迫られまして、
押し入れをかき回してみても使い物にならない代物しか出てきません。
ここはイッチョ新調するか！

ほんの少し足を延ばして鞄の専門店へ。
軽くて少々の雨も気にならない、それでいてカッコイイのくださ〜い。
（また始まった、社長夫人の無理難題・・）
気に入った物ってお値段と折り合いがつかないのね。

コレいいっ！
デザインがものすごく気に入ってしまった。
布製で少々重たい・・（当初の希望を全く無視）
でも、でも、すんごくカッコイイ。かばんに一目惚れ！！

付きっきりの店員さんの目を盗み、コッソリ値札をさがす。
あった！
エエーッ！？　４９８０エン？？

店員さんの押しが入る。
「このかばん最後の１点なんです。お値打ちですよ〜」

購入決定〜。
レジへ向かいながら店員さんと談笑。
いかにこのかばんが良い代物であるかを演説し私の充足感を満たしてくれる。

「いちまんきゅうせんはっぴゃくえんでございます」

はい〜〜っ？？？
４９８０円じゃないの？？？
鼓動は早まり喉はカラカラ。
でもね、いまさら確認出来ない私がいるのよ。
あの場に居たなら分かってもらえると思うけど・・・
ここについてる札は？の一言が聞けないっ。

買ったさ・・引きつった笑顔で・・・
ブランドに疎い私・・・吉田かばんは知ってたけどPORTERは知らなかった。

うちへ帰って、主人に事の顛末を話し札を見る。
「おまえ、これ、製品番号じゃないか」

まぎらわしぃっ！！