2024 11,25 13:55 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2010 09,22 15:21 |
|
「もう、やめる」
「やっぱり、やる」 「やめる」 「やる」 「ええい、やめる」 「やるっ」 おお〜い、花びら占いじゃあるまいし勘弁してくれ〜! 10段階での評定3 → → 2/5 大学入試では必ず(だよね?)願書と共に“調査書”なるものを出すのですが、そこに記載される評定は5段階。 理系こま2号、高3で唯一履修している理科 物理が・・・ 2/5 それに1つじゃないからね、2つとも!英語でも文法とかリーディングとか別々に成績付くでしょ?数学でも2Bとか3Cとか。平均評定に関しても思いっきり足引っ張ってくれるわっ。 これは!!! 国立云々の前に、私立の推薦だってあり得ない。 ここに来てこの顛末ですか!? 受験生の天王山「夏休み」は文字通り心身ともに大打撃を負い満身創痍でした。 それでも、こま2号は怯まなかった、かに見えた。 悔しくて、見返したい一心で。 でも、弱気にもなりますわなあ・・・。 それで冒頭の揺れる乙男心が出没するのです。 ところでですねえ、話は前後してしまうのですが。 こま2号は夏休みに行われる校内夏期講習にも途中参加しました。 コイツがまた曲者でしてね、続けて読んでくださってる方はおわかりだと思いますが、こま2号は学校で参加希望を募っていたことも知りませんでした。容態が容態でしたから担任もわざわざお知らせしなかったのでしょう。 ま、こちらも聞かれたところで、あの時点では答えようがなかった、あるいは鼻っから参加は無理と踏んでいたと思います。 そ〜したら、担当の先生が締め切り後の参加は認めないって!! 学校に規則は必要です。なあなあで認めていたら示しがつきません。だけどよぉ〜、今回の場合も??? 予想以上に回復目覚ましく、夏期講習も参加出来るかもしれないから参加したい。保護者が責任もって送迎し参加させたいと言ってもダメ? 「知らなかった」では済まされないそうです。常にアンテナを張って・・・ウンタラカンタラ。話ししてても埒あかない〜! 「もう、うるさいし面倒くさいし、どっちでもいい。」 これがこま2号の答え。 だけど、こま母は怒り狂いました。 参加出来ない理由が申込み締め切り日を過ぎたから、これ1つです。こんなご無体なこと言ってるのは、例の文系至上主義者?推薦入試アレルギーの偏屈先生(失礼〜!)。 知っているはずの事情と参加を希望している旨を担任も訴えてくれたのですが、先生の社会も職員室内ではただの上司と部下・・・ハア、無理なんすよ。 別に特別のテキストを使うとか、席数に限りがあるとかでもなく・・・ただの嫌がらせかっ!? ここに現れた救世主! なんと1年の時の担任でした。 「こま2号君、全教科参加ですが、受けない講習はキャンセルしてください。」 学校の保健室にまたまた報告に来ていたこま母のところにひょっこり顔を出して、ニヤリと笑って出て行かれました。 養護の先生の 「いろんな先生がいますけど、大丈夫ですよ!」 オデ、たぶん、しばらく、ポカンとアホ面してたと思う。 のちに、こま2号はあの時のことをこう述懐しています。 「毎日、寝たいだけ寝て、オヤツはホイホイ出てくるし、受験は1年先でも良いって思ったら、あれはあれで極楽だったなあ。」 ゲッ!Σ(・ω・;||| そんな風に思ってたんかい!? にほんブログ村 ランキング参加中です。 クリックしてくださるとアホ面お見せいたします。 ※センター試験まで あと115日 ※後期授業料納付期限まで あと10日(もちろん2人分) PR |
|
2010 09,21 00:14 |
|
しゃびしゃび = = = 文末に解釈を載せました。
宣戦布告した こま2号、さて、どうする!? 提出しなければならない問題集は十数ページもあった。 「やってやる!」と息巻いたものの、その量には溜息しか出ない。 だって、普通の子が一ヶ月もの期間を与えられての提出って代物だからね。 とりあえず、ベッドの中で問題集をめくり・・・ わずか数分でリタイア。頭痛やら不定愁訴が出て読めないのだ。仮に読み遂げても、それは文字を追うだけで意図が汲み取れない。 「おかあさんが読んであげる!」 読めませんでした・・・オデ。ひらがなを覚えたての子が絵本を読むよりヒドイ! 突っかかるわ、記号が読み取れないわ、途中でなに言ってるのか自分でもわからなかったくらいだからね。 やっと、問題を理解しても今度は解かなきゃならない。これがまた至難の業! 解答は回収されており、友達に聞こうにもメールを打つのがこれまた困難。だいたいさ、みんな、すでに提出済みだし。 悪戦苦闘、どうにかこうにかノートに書くところまで辿り着くも、うつぶせで頭を上げる姿勢が取れない。眼前に板とノートを重ねてこま母が支えるも、書けたもんじゃない。 座るしかない! 「頭が動かないように持ってて!」 強く支えれば「痛い」と怒られ、そーっと添えてれば咄嗟の動きは止められない。 ギャグかコントか!?そんな摩訶不思議な試行錯誤の連続。 今思い出しても滑稽な努力・・ これがリハビリになったのか!?まさか!! 寝ても覚めても“物理” 食事はベッドの上をやめて机を前に座り問題集に取り組み、こま母は千手観音張りに介助する。ページをめくり、ノートをずらし、口には食べ物を入れる。 不思議なもので目玉の動きだけで“指示された箇所を消しゴムで消す技”も身につけた。 こうして、指定された期限までに提出することができた。文字は力なく震え象形文字のようだし合ってるのかどうかも定かでないけど、とにかく提出出来た。 漏れ伝え聞いたのは・・・ 「よく間に合ったなあ」 決して良い意味に受け取れなかった。 ヽ(*`Д´)ノ ヽ(*`Д´)ノ ヽ(*`Д´)ノ 約束通り・・・ 赤点は回避出来た。 評定は10段階で『3』 ((((;´・ω・`)))ガクガクブルブル にほんブログ村 ランキング参加中です。 クリックしてくださるとオデが音読いたします。 ※センター試験まで あと116日 ※後期授業料納付期限まで あと11日(もちろん2人分) ※「しゃびしゃび」とは、「水っぽい」時に使いますね。 とろみや濃度が本来のものより薄い、水分が多いときに「しゃびしゃび」と表現します。 例えば、スープカレーを知らないと仮定して、「しゃびしゃびのカレー」とか言いそうです。 |
|
2010 09,18 00:44 |
|
闘病生活=文字通り、病と闘う生活。
そんなこま2号に出された警告は、 「2つ、危ない!」 担任は、こま母から一通りの病状と今後の見通しを聞き終わると言いにくそうに重たい口を開いた。 期末テストを受ける事が出来なかったこま2号。担任は1学期の成績を今までの様子から見通しで評価をつけてくれるよう頼んでくれたと言う。 ここで問題になったのは古典と物理。ただし、古典の先生は事情を話せば大丈夫であろうから、現状を話してお願いすると言ってくれた。 オデ、よくわからないんですけど、先生方って生徒の事はツーツーじゃないんですね。この時点で、病気の事をほかの先生に話して良いか?と確認というより許可を求められました。こっちは当然、関係者全員知ってるかと思ってましたよ。 古典はわからなくもないけど、物理も赤点? 塾ではサッパリのこま2号も学校の授業ではそう問題はなかったはず・・・?? とにかく、このような非常事態なのでよくよく配慮してもらえるよう頼んでくれるとの事。ありがたかった!! ついでに、と言っちゃ〜なんですが、話は受験のことに移りました。やはり、担任もいろいろ心配してくれていたのです。 順調に回復するのであれば、予定通り受験するつもりだと伝えると、担任も今年の受験生復帰を危ぶんでいたらしい、深く頷き、ならば殊更に赤点回避!そんな感じだった。 あのさ〜、“国立スイッチ”・・・言ってないんだよね。 塾では言えない“私大”受験、学校で言えないのは“国立”受験。なんじゃそりゃ!? 壁||ω・)ジィ・・・・ 赤点は回避された、そう思ってた! そうは問屋が卸さないって。 物理が赤点になる理由、それは、 「提出物が出ていない」 なに〜っ ヾ(*`Д´*)ノ それって、欠席してる間のことでしょーが! 単なる欠席じゃねーし!脳髄液抜いてんだよ!!脳内に出血してんだよ!! 提出物?そんなの知らねぇーって言うの! これが教育者のやることかよ?? 担任はものすごく恐縮して心配してくれたけど 赤点回避は評価を付ける前までに提出する事。 はい??まだ床に伏して欠席しておりますが?? 「もう、頑張らなくてもいいよ。」こま母はこま2号に告げた。 「あの野郎・・」 「チクショー」 (※よい子は言葉遣いに気をつけましょう☆) 「やってやるっ!!」 ベッドに横たわったまま鋭い目つきでつぶやいた、宣戦布告だ。 地獄のリハビリ開始 にほんブログ村 ランキング参加中です。 クリックしてくださるとリハビリ介助いたします。 ※センター試験まで あと119日 ※後期授業料納付期限まで あと14日(もちろん2人分) |
|
2010 09,17 01:47 |
|
お待たせしました〜!まだ夜ですよね? では、さっそく続きを。
「ここが白いのは、いけない」 2軒目の病院でCT画像を前に医師が言ったセリフ、1年以上経った今でもハッキリ覚えてます。室内が、看護師さんの様子が、なにより医師の表情が、緊迫感いっぱい! あの時は、ここまで来てもまだ事の重大さは認識出来ていなかったのかも。 だって、こま2号は元気だったし医師や看護師ともよく喋っていた。 脳出血!!普通の高校生が!? まだ17歳で!? なんで!?どうして!? 有無を言わさない口調で髄液検査に突入。 予後の説明やらいろいろなお話があったけれど、頭真っ白・・・ この日から1学期を棒に振りました。 2週間も寝たきりだったのです。脳髄液減少症を併発したからです。 受験? 最初の数日はまったく考えられない状況でした。それどころか、この子は立って歩けるようになるのか!?この先、元の状態に戻れるのか!?そんな不安ばかりが堂々巡りして・・・。 この地獄のような闘病生活も2週間もすると、寝転んでいれば食欲や笑顔も出るようになり日に日に快方に向かっていきました。 こうなると・・・ 人間って勝手な生き物です。(ヘッ?オデだけ??) 受験は? あっ!期末テスト・・・受けずじまい!! でもね、いくら元気になりつつあっても、本も読めなきゃTVさえも見てられないんだから。 そんな中、担任から電話がありました。何度か心配して様子伺いの電話はいただいてたんですが、今回は声が暗い。 こま母、詳しい病状説明のため学校へ出向くことになりました。 いいえ、本当の目的は・・・ 担任からのお・は・な・し にほんブログ村 ランキング参加中です。 クリックしてくださると看病します。 ※センター試験まで あと120日 ※後期授業料納付期限まで あと15日(もちろん2人分) |
|
2010 09,16 16:12 |
|
「手が震えて字が書けないから塾は休む」
度重なる体調不良の訴え・・・ これといった重症な症状も見当たらない高校生の男の子。 あの日もこま2号は訴えてきた。 「いい加減にしてくれやっ!!」腹が立った。 思った事はすぐ口に出すこま母、でもこの時はなぜかグッとこらえて「寝れば治るんじゃない?」と言ったように思う。 軽くあしらわれて不服だったのか、こま2号は、 「なんか変・・・、なんか変!!」と繰り返した。 なんか変ってなんすか?? そんなこと言われたってオデにはさっぱりわかりません。おまけに「眼が勝手に動く」とか言うし。そういうブッ飛んだ言動が変なんですけど。 かあちゃんがダメならエ〜ンヤコ〜ラ♪ こま2号は父親にも訴えていた。 その日の夜遅くでした。激しい頭痛に見舞われたこま2号。 尋常ではない様子に救急車を呼ぼうと思ったくらいです。だけどオロオロとまごついてるうちに痛みは治まり、静かに寝かしてくれと言うのでその夜はそのまま。 翌朝、学校へ通院のため遅刻すると連絡をいれ、こま2号をかかりつけ医へ連れて行きました。 風邪?ストレス?頭痛くらいよくあることだからそんなに心配しないで少し様子を見てということで、検査もなにもなしで診察終了。 高校生だから診察室までは付き添いません。ちゃんと説明できるか一抹の不安があったのでこの数日間の不定愁訴と前夜の様子をメモして持たせました。 CTも撮らない? 「ちゃんとメモ見せたの?」咎めるような口ぶりに 「見・せ・た・っ・!!」 しつこく突っ込むこま母に 「知らんっ!!」 普段通り、生意気かつ元気なこま2号。 こま父に電話して事の顛末を報告すると、珍しく「もう1回、別の病院へ行け」と。 後押しされてもう少し大きな病院へ行くことにしました。 続きは夜に! にほんブログ村 ランキング参加中です。 クリックしてくださるとオデが見立てて差し上げます。 ※センター試験まで あと121日 ※後期授業料納付期限まで あと16日(もちろん2人分) |
|
2010 09,14 00:35 |
|
国立は5教科7科目!
いまさらナンでしょう!? 高3になって第一志望校を国立に変えたこま2号。ただ希望を変えたってだけで盛り上がるバカ親子・・・。 まず、理科2科目の対策しなくっちゃ! そして、ムラのある現国対策! さらに、致命的な古典! それから、社会・・・ こ、これで? センターをクリア出来るのか・・ あの頃、塾では・・・ 「夏に基礎なんてやっていたら間に合わない、徹底的に二次対策」 そう明言していました。 そんな中、夏を間近に控え、基礎どころかどこから手をつけましょうか?のこま2号。当然のことながら、そのストレスの吐け口は家の中でまき散らされました。 わかってはいても、受け入れてやらないと、と思うものの、あまりの暴君ぶりに衝突する事もたびたび、こま母も負けじと戦ったものでした。大人げなく「バカはバカなりに努力しろ」とか「お前じゃムリ」とかグッサリ、もう子供の喧嘩以下の応酬です。 そんな時、逆上する時もあったけど最後はガックリして涙したこま2号。 あの頃、まだ新学期が始まったばかりだというのに、我家はすでに受験直前、台風のようでした。 ズタズタでガタガタの受験生はボロボロになりながら走り続けました。 さっぱりわからない塾の講座でも少しずつ変化が出てきたのもこの頃です。筑波大の二次問題がすんなり解けたと大喜びで帰宅したこともありました。しかも受講生の中で2番目に早く出来たとの自慢話に親子で盛り上がったっけ。 これが持続、あるいはレベルアップしていけば申し分ないんですけど、そうは問屋が卸さないのがこま家流!? やはり、いい時と悪い時の波は交互にやってきた。 (圧倒的に悪い波が多かったのですがね。) ここでもこま2号を支えたのは英語でした。 この塾では上限額があって一定の受講数を超えるとそれ以上は塾代があがらないという有り難いシステムなんです。それで、この際とばかりに英語も受講し始めたんですが英語だけは引け目を感じる事がなかったようです。 高3の最初の定期テスト、「捨てる!」と公言していたこま2号ですがそこそこの結果を出すことが出来ました。まあね、大半の科目は受験と関係ないものばっかりだし、国立受験となれば推薦に必要な評定など関係なくなるし・・・。 受験勉強のストレスか?不定愁訴を訴える事が多くなってきました。初めの頃こそ心配だったものの、日々、頭が痛い、首が痛い、腰が痛い、背中が痛い、足が痛い、目が痛い・・・ 目に見えない不定愁訴、訴えられてもコレといった症状もわからない。段々とおざなりな対応に、そして心の中で“また?”“さぼり?”と苛立つこま母。お前は年寄りかっ!? ごめん、こま2号!大ピンチ到来!! にほんブログ村 ランキング参加中です。 クリックしてくださると臨戦態勢入ります。 ※センター試験まで あと123日 ※後期授業料納付期限まで あと18日(もちろん2人分) |
|
2010 09,13 01:44 |
|
なんですと!!!!!
ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ こま2号が国立を受験すると言い出した。 自分でも果てしない挑戦だってわかっていたみたいですけど。 真顔で、今までにない真剣な眼差しで、“宣言”されたこま母、即洗脳されました!!やれるだけやってみればいい!! 環境が変わると、こうも変わるもんでしょうか。 塾に入り、学校の教室の雰囲気が変わって2ヶ月半。 志望校は口から出まかせのあの大学です。どうやら、すでにいろいろと調べた様子。 今、あらためて文字にするとたった2ヶ月の話なんですけど、あの頃はとにかく時間に追われていて瞬く間に1日が終わるのに、全体的にスローに物事が進んで行く不思議な期間でした。 ここで問題がひとつ・・・(ひとつじゃないんだけどね) こま2号のクラスは私大理系。 学校では理科1科目に対し社会2科目というヘンテコリンなカリキュラム! Σ(゚Д゚;エーッ! ありえないでしょ!!いくら私大とはいえ理系クラスなんだから理科2科目やれよっ!!と叫びたかった。国立コースを選ばなかった方が悪いと言われればそれまでなんですけど。 これは2年時に発覚していた事ですが、3年になるときにクラス変更は出来ないんで分かった時には手遅れなんですね。先生達は進学校だと言うんですけど・・私的にはいまだ根に持つカリキュラムです。 こま2号、不足を補うべく塾での受講科目を増やしたいと言い出しました。 ここでもう1度・・・ なんですと!!! いくら聞いても意味不明、理解不能レベルの講座を増やしたい!? こま母、密かに金勘定・・・マジ?塾代がかさむ効果は期待できるのか?? えっ!スピード違反? にほんブログ村 ランキング参加中です。 クリックしてくださるとナンデスト! ※センター試験まで あと124日 ※後期授業料納付期限まで あと19日(もちろん2人分) |
|
2010 09,07 16:30 |
|
1日24時間の主役は学校だったこま2号、打ち解けた自習室へ主役をシフトしました。
クラスの雰囲気は3年になっても相変わらず、おそろしく賑やかでおそろしく呑気だったらしい。 塾の自習室で、ひょんなことから脳内革命!?されたこま2号は塾での時間の方が楽しかったようだ。 ※ちょっと待て!「楽しい」はないだろう・・・(T_T) やがて、学校から帰宅せずに塾へ直行するようになりました。 こま2号の受講時間は週に2時間1教科だけだったのですが自習室は自由に使えたんです。 多少勉強するようになったからといって、この塾の難解な宇宙語が理解できるはずもなく、他の塾生との圧倒的な学力の差は歴然で、なぜ嬉々として通いつめる事が出来たのか・・。 あのときは不思議に思いつつも“自習室へ通っている”という事実が親としても安心出来たのです。 後々わかったのは、レベルの違いから自分が使いたい参考書は持参せず、こま1号の残した参考書や問題集を出していたのです。 願いは実らず私大へ進学したこま1号ですが、一応は旧帝大を目指していたのですから使った参考書や問題集はそれ相応。 不相応な参考書を持参するこま2号に周囲から「それ、いいね、貸して!」と。 使いこなせないから、「どうぞ、どうぞ」と気前よく貸し出します。 Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン 出張貸本屋ですかい?? 貸したお礼に、「お前はこっちの方がいいだろ!?」と別の参考書を貸してくれる塾友。 「橋本の物理をはじめからていねいに」 こんなタイトルだったっけ?うろ覚えですみません。 これ、すごくこま2号に合ってたみたいです。シリーズで欲しいというので、こま母は気前よく投資しましたよ。 塾友が高1の時、使ってたってのをね! こま2号、高3になってシリーズで揃えました!! でも、結果的に良かったんですよ。 基礎から積み直さなければ理解できないし、学校のカリキュラムも進度も違う。 友達が差し出した物なら自習室でも大手を振って広げられるってなもんです! こんな、こま2号を支えるべく、こま母は弁当作りに精進しました。 下校時間になるとこま2号から連絡が入ります。こま母は出来立てのランチジャーを持って合流地点に向かい、こま2号を拾って塾へ送り届け仕事場へ戻る、そんな生活となりました。 朝はしごく普通に弁当を作り職場へ、3時頃一旦帰宅して夕飯用の弁当作りに勤しむ。受験サポーターなら誰しも経験しているであろうこの2食弁当が実はたまらなくキツかった。何がキツいってメニューよ!メニュー!! ったく、こんな好き嫌いの激しいヤツに育てた親の顔がみたいよっ! ハイ、オデですが・・・ なにか?? 塾へ通いだして2ヶ月が過ぎても講義は理解不能だったようだが、学校では好調な滑り出しだった。 しかもクラスの雰囲気が変わりだしたという。 4月当初、新しくなった担任は受験生の生徒に向かって受験制度の質問を投げかけ仰天したという。 知らないのだ・・・ 中にはAOって何?という強者まで・・・ どういう指導だったのか、2年時は暴れん坊諸君(将軍じゃないもんね)だった生徒をどうやってまとめていったのか? こま2号によれば、クラスは激変したと言う。 英語に至っては指導力ある先生に鍛えられ、学年ビリが定席のクラス平均で何度も学年トップに躍り出た。文系や国立コースのクラスより上に出た元暴れん坊諸君の向上心もすごかった!? ○○もおだてりゃ・・・ 「真面目」はウザイ、キモイの奴らが受験生になった!! こま2号の立ち位置も変わった。 なにより、得意の英語に拍車がかかった。 だって英語の先生ったら、こま2号を公衆の面前で臆面もなく 「実力者だ!」 とノタマッタそうで・・・。 にほんブログ村 ランキング参加中です。 クリックしてくださるとヤッターマンです。 ※センター試験まで あと130日 ※後期授業料納付期限まで あと25日(もちろん2人分) |
|
2010 09,01 10:42 |
|
朝から呼び出しがあったというのに、出掛けたのは午後ってどうよ!?
こま2号の気持ちもわからなくもない。 だって 狙ってる大学が違う=レベルが違いすぎる=劣等感 だけどね、こま母としては自習室に行ってほしいわけ。行けばそれなりに勉強モードになるでしょ。それに肝心の講義が理解不能なんだから、どこで元を取るかといえば自習室でしょ〜。 こま母的にはありがたいことに、こま2号的にはありがた迷惑ながら、自習室お誘いメールは来続けた。特にこの日は、数人の友達が代わる代わるメールをくれたようで、こま2号完敗、渋々ながら了解したのがお昼。 だらだらと昼食をすませると、身支度に1時間以上もかけ、 「だるいから送って」 こま母、血管がブチ切れそうでしたけどグッと我慢、送っていきました。 「おそくなる」 たった5文字、ひらがなだけのメールがきたのは17時頃だったかな。夕飯はコンビニで買ってみんなと食べるから要らない、迎えは目処がついたらまたメールする、という内容を数回に渡って聞き出した。 あまり携帯にしがみつかないこま2号だけど、必要事項の連絡くらいスムーズにしてくれやっ! とはいえ、うれしかった!! 自習室にいるのだ、今現在お勉強中なのだ、すでに3時間も! えっ!?受験生なら普通??いや、まだまだ普通以下!? なんでもいいや、とにかく自習室に入り込んだんだからね。 (入り込んだって、泥棒じゃあるまいし) 「迎えは10時!!」のメールが来た。絵文字までついてる〜!!ご機嫌な証拠だ。 車に乗り込むなり、こま2号は言った。 「トランプ楽しかった」 (||゚Д゚)ヒィィィ! 勉強してたんじゃないの!? 自宅に戻ったこま2号、リビングにカバンをどさりと放り投げるとおもむろにTV下に設置されてるゲーム機と向き合った。 ちょいと勉強したからってゲームですかい! いいえ、ゲーム機は購入時の箱に収められたのでした。 こま2号、受験勉強突入宣言です!! 嫌々出掛けた自習室では中学時代に仲のよかった友達が待っていました。 こま2号の顔を見た途端にトランプのお誘いだったようです。 楽しかったトランプ、教材のカバンも開けないうちに始まったとか。(オイッ) そこで、トップ高に通う彼らの悩みや嘆きの聞き役に。 同じような悩みはこま2号にもあったと思うのですが、そこは彼がどう受け止めたのやら・・・ まあね、中学時代は頭が良いと言われてた友達の一人は「高校で落ちこぼれた」と嘆き、こま2号とよく遊んだ一人は学校の英語の授業についていけないとこぼし・・・ 落ちこぼれこま2号の気持ちを痛いほど分かち合ってくれた? 詳しい話は聞けなかったけど、こんな感じ? にほんブログ村 ランキング参加中です。 クリックしてくださるとうれしいです。 ※センター試験まで あと136日 |
|
2010 08,28 02:14 |
|
なんとかしなきゃ!で、塾通いも始めたもののグダグダのスタートとなってしまいました。
「以前に体よく断られた」と何度も書いておりますが、冷静に考えてみれば“親切な塾”だったとも言えますね。だって、授業にまったくついていけない上に自習室へも足が向かないって言うんだから、いくら安いとはいえお金をドブに捨ててるのも同然だよ。 でも、どーすればいい? 「やれば出来る!」 「やれるのも実力のうち!!」 耳の痛い話だわねっ。 そうこうしているうちに新学期が始まりました。 はい?なぜか??こま2号のクラスだけ担任が変わっていた!! それとも、血気盛んな反抗期のどうしようもない集団に嫌気がさして逃亡?? さらには、あの英語の若先生も こま2号、大喜び!? 保護者会のクラス懇談で、新しい担任となった先生は言いました。 「なぜかわからないけど、突然担任をまかされることになりました。」 おまけに副担任は国際結婚したバリバリの英語教師! この2人の先生には感謝感謝の1年間でした。 さて、塾の方はといえば、相変わらずの状況が続いており、なんだかなあ〜です。 土日は朝遅くまで寝ていて、やたらと休憩と称するゲームタイムや昼寝タイムがあり、受験生の自覚の欠片もないように見えました。 いつもイライラしていて些細な事で親子喧嘩が始まって・・・モチベーションをあげるために塾に入れたのに全く逆効果です。 転機はゴールデンウィークにやってきた!! どうせ、今日もまた起きて来やしないだろうと思っていた休日の朝、こま2号は膨れっ面でリビングに降りてきた。 塾の友達はすでに自習室にいて、こま2号にも「来い」とメールが来るという。 「一番出来ないお前がなぜ来ない?早く来い!」とメールがしつこくてオチオチ寝てられない、こま2号は超不機嫌。 聞けば、お誘いは入塾当初からあったものの、その都度言い訳をしては断っていたらしい。今まであまり気にならなかったであろう友達との上下関係、相手はそう思わなくても落ちこぼれはひがみっぽくなってしまうようだ。 再三のお誘いに、やっと応えたのは午後2時過ぎ。 にほんブログ村 ランキング参加中です。 クリックしてくださるのも実力です。 ※センター試験まで あと140日 |
|
忍者ブログ [PR] |