必殺シリーズ第３弾
おまたせしました！パワーウィンドウ物語〜〜
死に直面しつつも抱腹絶倒まちがいなし（マジかよ！？）

あれは何年前だったか・・？街中はホ○ダのプ○リュードが結構走ってました。

車好きの男性陣にもれず、おいらの旦那ちゃんもプ○リュードくんゲット。


ある日、若い夫婦（当時ね）がお買い物に出掛けました。
近隣に出来た大型ショッピングセンターへ歳末のお買い物です。
駐車場はものすごく混んでいました。
こりゃ、車を止めるまで相当かかるな！そんな状況。

助手席の若奥様がめざとく敷地の端の方にある隙間のようなスペースを見つけました。
行ってみると、確かに駐車場。
駐車場にランクをつけるとしたら“最下位”的な、いわばヒナビタ駐車場。
でも、いいじゃない！！
即、止めようとしたものの、やや手狭な感じ。
助手席の若奥様は先に車から降りることに。だったら、ついでにバックオーライ〜〜

オーライ　オーライ

んっ！？
車が全然動かない。大丈夫だって〜、何やってんの〜、とっととさがらんかいっ！
せっかちな奥様は運転席側に回り込んで行きました。


！！！

運転席横の窓から餌をもらう馬のようにニョッキリあごまで出した旦那ちゃん。
心なしか苦悶の表情。
よく見れば、両手もしっかり窓に掛けハンドル握ってないじゃんっ！

おいっ、どうした？？？

どうやら、バックする際に後方確認のため窓から顔をのぞかせていたところ、自分の肘でパワーウィンドウのスイッチを押してしまったらしい。
当時のパワーウィンドウって今ほど安全対策が万全じゃなかったみたい。
一旦スイッチを入れたら地獄の果てまで閉め切ります。

突然ですが、ぶりっ子って知ってます？
小首を45度にかしげて可愛い子ぶるポーズ知ってます？
まさに、我が旦那ちゃんは、馬が餌をもらう姿勢からぶりっ子ポーズに移行しつつありました。（注：決して可愛くありません、むしろ不気味）
男の力でもっても押さえきれないパワーウィンドウはまさにパワー全開でジリジリとせり上がり、必然的にぶりっ子ポーズとなった様子。

ううっ
とめてぇ

助けたいけど、アナタ車の中、ワタシ車の外・・・
しかし、ただならぬ状況に意を決して、窓の隙間からむんずと立派な腕を突っ込む。
手探りでパワーウィンドウのスイッチを探し

あった！
ぽちっ！

ウィ〜〜ン

し、しまった！！余計に絞め閉めちゃった。

んがぁ・・・

苦悶は悶絶に。そしてぶりっ子ポーズはトイレの床から覗き見姿勢に。

再度　ぽちっ！

スルスルと窓全開になったドアにグッタリとしだれかかる旦那ちゃん。
お疲れさまでしたぁ〜〜

夫の名誉のために言っておきますが、ぶりっ子ポーズも覗きも決してあり得ませんので念のため。例えよ、例え！！

JAFの冊子で読んだけど、ドアを開けてバックする人いるでしょ？転げ落ちる方もいるとかで注意を促してました。
でもパワーウィンドウで首つりする人に注意はなかったなあ・・・

これはノンフィクションであり、事実に基づいて忠実に表現しております♪

みなさま、歳末の買い出しにはくれぐれもお気をつけあそばせ！